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プロフィール

 
取締役  喜山 弘充 (キヤマ ヒロミツ)
 

生い立ち

終戦後の昭和23年鹿児島県与論島に生まれました。与論島は鹿児島県最南端の周囲23km、人口6000人の小さな島です。

沖縄に近いため沖縄県と間違えられますが、鹿児島県大島郡です。

しかしながら琉球弧にあり、食や風習など文化圏は鹿児島というより沖縄に近いのです。

私が生まれた当時の与論島はアメリカ合衆国の占領によってアメリカの統治下にありました。

昭和28年12月25日の日本復帰までお金は円ではなくアメリカ軍証のB券を通貨として使っていました。

本土では東京ブギウギが流行り帝銀事件が起きてたようですが、電気もない、ラジオもない島では知るよしもありませんでした。

島に有線放送ができたのが私が小学校入学の頃で今でも良く覚えています。

マイナスイオンが島全体を覆っているこの自然豊かな与論島で中学まで過ごし、高校のある鹿児島に渡りました。
 

一度は東京に

 高校を卒業し、大学は東京に行きました。卒業後4年間は東京で勤め鹿児島へ帰ったのです。
 

鹿児島での就職

鹿児島に帰り、友人が経営していた店舗設計施工の会社に勤めたのですが、ある日突然友人が夜逃げをしてしまい、
途方に暮れていたところ、知り合いの設計事務所から応援するから独立してみないかと勧められ独立することになりました。

縁あって美容機器メーカーの工事指定店となり主に美容室の設計施工をしておりました。

必然的に美容室の若いスタッフ達と飲みに行く機会も多く、カラオケを歌うスタッフ達の新しい歌についていけない感覚の衰えを感じ、
このまま美容室の設計施工を続けるには無理を生じると直感し、少しずつカーテンを主とする業に移行しました。

 

与論島への想い

幼い頃遊び場だった砂浜やサンゴの海で泳ぎながら釣りなど、心の中にいつも与論島の想いがあり、
与論島で一人で住んでいたカナばあちゃんの元へ、毎年夏には家族連れで帰ってました。

何か与論に関連する仕事がしたい念にかられていました。

 

さとうきび酢

与論島では味噌やきび酢は勿論の事、密造ではありましたが焼酎も造っていました。

ガジマルの木の下にきび酢の壷を置いていた記憶から、カナばあちゃんがきび酢造りの名人だと言われていたことを思い出したのです。

沖縄県が長寿県として知られていますが、郡単位での長寿の割合は大島郡が全国1位なのです。


カナばあちゃんも105歳まで一人で暮らし元気に働いていたのです。そしてカナばあちゃんにきび酢の造り方をききました。

「パアパアー ウレイヤ ペーチェクラチャー 一番エータンドウヤー」
(おばあちゃんはきび酢造りの名人と云われていたよね)

「ガンダー」
(そうだよ)

「ワヌカティ ペーヌチュクイカタ ハタティ ヌバーリィバー」
(きび酢の造り方を教えて)

「ニヤー ワシリティ」
(もう忘れた)

昔のことですから全て感で造っていたのです。

名人であるカナばあちゃんからは細かいところまで聞くことができませんでした。

平成16年、学会できび酢の効用について発表があり伝統として造られ食していたきび酢にこんなにも優れた機能性があるのを知り、
きび酢の効能を全国の皆さんに伝えたいとの思いからきび酢造りを決めたのです。

 

醸造免許

お酢の製造には2通りの方法があります。
 
    @ 免許が必要でない方法
        醸造アルコールを添加して造る。この場合酢酸菌の好むアルコール度数をセットすることができるので簡単で早くできる。
 
    A 免許を必要とする場合
         酵母菌で酒を造り、それからきび酢を醸造する。
        この場合できた酒のアルコール度数が必ずしも酢酸菌の好む度数とも限らないため長期になり難しくなります。

 

与論島に伝わる本物のきび酢は壷の中で酵母菌により酒を造り、時を急がずゆっくりと天のちからにまかせ長期熟成させたのが
伝統のカナばあちゃんの深みのある本物のきび酢なので@の方法ではきび酢を造る気がありませんでした。

しかしながら簡単には免許は所得できません。

どの様に申請すればよいのさえも判らず、税理士、行政書士等々いろいろな方に相談したのですが、
酢造りに免許が必要なことさえも判らない人ばかりで諦めかけていたところ、
ちょうど10人目に免許申請の方法が判る税理士の先生に巡り会うことができました。

そしてこの先生は無報酬で大島税務所まで出張し、免許の申請をしていただけたのです。

旅費の航空運賃さえも払っておりません。

自分でも信じられませんでしたが、このきび酢に惚れ込みかけていただいたのです。
本当に感謝しております。

今でも先生にはきび酢を購入していただいたり、進物にも使っていただいております。またたくさんの方も紹介していただきました。

 

きび酢製造

苦労した末に免許が交付され、いよいよ与論島できび酢製造を開始しました。

初めのころは簡単には造る事ができません。

共同で試験醸造をしていただいた鹿児島県工業技術センターの方と一緒に与論島で造り始めました。

菌は生きているのでどこの場所が最適か様々な場所で試してみました。

アダンの下、ソテツの下、カジマルの木の下など、ある時には山の上にもって行き醸造させたりもして運ぶときにひっくり返し
何本も山に飲ませてしまいました。
 

醸造に成功

様々な所で醸造を試した結果、驚くことに一番適していたのが、カナばあちゃんが暮らしている自分の家の庭だったのです。

この時試験を始めてから1年が経過していました。そしてやっとカナばあちゃんの造ったきび酢が出来上がったのです。

これで大好きな与論島に携わる仕事が出来ると思った瞬間でした。

人に恵まれ色々助けていただき、ここまで来られたと思い感謝をしました。
 

きび酢を使う

カナばあちゃんは105歳まで生きましたが、何にでもきび酢をかけてとにかく元気でした。

沖縄や奄美では刺身には酢醤油で食べるのが一般的ですが、カナばあちゃんは味噌汁やご飯にも隠し味として使っていました。

風邪をひいたのも見たことがありません。何といっても100歳で盲腸の手術をして元気になったくらいです。

私はこのきび酢に秘密があると思っています。

そして毎日飲み続けたところ高かった血圧も正常になり、四季折々風邪をひいていたのが全くひかなくなり、
体が調子よくなっていったのです。

きび酢に一番感謝しているのは私かも知れません。

販売を開始し、いろいろな方々から様々な感謝の声を頂くようになり、本当に嬉しいかぎりです。

信じられないかもしれませんが、お礼にといって品物が贈られてくることもあります。
新潟から私の大好きな清酒が贈られていたこともあります。

花粉症が良くなった、便秘が改善した、血糖値が良くなった、血圧が下がった等々の声を頂くようになったのです。


私は、この人生をかけたきび酢をより多くの人に使っていただきたいと思っております。


1日1日の差は小さくても、何ヶ月も何年も続けることで、健康にも美容にも大きな差となって現れてくると信じております。

カナばあちゃんから受け継いだよろん島きび酢をどうぞお使い下さい。
 
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